芸術論とひとりごと
視覚 ≒ 触覚
視覚は触覚に近いので、積極的に『視線で絵に触れたり撫でる』つもりで 絵画鑑賞してみてください。 名画は物質的な美しさと共に在ることや、画家がマチエール...
視覚は触覚に近いので、積極的に『視線で絵に触れたり撫でる』つもりで 絵画鑑賞してみてください。 名画は物質的な美しさと共に在ることや、画家がマチエール...
簡単に言うと、見飽きない絵は良い絵で、見飽きる絵は良い絵ではありません。 なるほど、それはそうだろうな、と感覚的に頷かれた事と思います。 では何故、動...
私の師である西江雅之先生が一年前の今日ご逝去された。 便りがないのは元気な証拠、いつもひょっこり掛ける電話の向こうには お変わりない声が聞けていたのが...
「筆は画家の指先」という言葉があります、ならば「指先も画家の筆」であるはずです。 画面に画材が触れている時、画家の意識が何処にあるかは 『上達への意...
水と油、お互い相容れぬ反発するものの例えとして使われる言葉ですが 絵の具にはその両方の性質を併せ持ったものがあります。 歴史は油絵の具よりも古く、油絵...
今日はしばらく振りに草引きをしました。 今の季節ちょっとさぼると爆発的な勢いで増えてしまう雑草達を 除草剤でやっつけるのは、この世に生を受けた植物殿に...
リアルは鑑賞者の記憶を アテ にすることで成り立ちます。 目が開いたばかりの赤ん坊にダビンチのデッサンを見せても 紙に沢山線が引かれているようにしか見...