「明確さが生まれるところ」 2016.01.14 絵に取り組み始めて30年以上が経ちました。 最近になって分かったのは、私が求めていたものは「明確さ」だったと言うことです。 明確さを求めた結果、今の画面の密度が必要でした。 私の絵の中で描かれている猫の毛は、実際の猫の毛の本数の 100分の1から50分の1くらいだと思います。 では猫の毛の本数分、つまり今の100倍の線を描けば より明確になるかといえば、答えはNOです。 理由はまたいつか。 芸術論とひとりごと 関連記事一覧 芸術論とひとりごと 第四章 2012.02.20 芸術論とひとりごと イラストレーションと絵の違い 2016.10.19 芸術論とひとりごと 完全な失敗が近道 2016.03.21 芸術論とひとりごと 画材への工夫 2016.08.07 芸術論とひとりごと 絵画制作のプロセス 3.イメージ通りに描く 2016.08.31 芸術論とひとりごと 輪郭線の実際 『線の様に見えるもの』 2016.03.18 芸術論とひとりごと 「制作に集中するために」 2016.02.09 芸術論とひとりごと 良い絵を観るということは 2016.09.14