文字の領分+図の領分
芸術論とひとりごと
私のスケッチブックには色々な文字と図がごちゃ混ぜにかかれています。
言葉でメモを残そうとした時に難しいのが正確なニュアンスを記すことです。
その時に最適と思う単語を選んでメモしても
翌日或いはしばらく経った後に読み返してみると
正確なニュアンスに辿り着けない事がほとんどです。
一方、図で記したメモはその時の微妙なニュアンスまで思い出すことが出来ます。
事務的な概略は、文字(デジタル)の方が簡潔に記すことが出来ます。
ニュアンスの領域は、図(アナログ)の方が正確に記せます。
両方を組み合わせて使えば、記すことの出来る情報は盤石でしょう。
みなさんもノートを取る時に文字だけでなく、
ニュアンスを図にして同居させておくことをお勧めします。
PCでテキストデータの領域でやり取りすることが多い今の世の中でも
絵文字やスタンプを使いたい場面は、テキストデータの網にかからない
細部情報(ニュアンス)を伝えたいシーンなのでしょう。