言葉のスケッチ
【第32話】彼岸
今年の冬は寒かったので、いつまでも冬の様な気がしていたら、 今日は彼岸、慌てて咲いた梅の花に、桜のつぼみが追いつきそうな陽が差している。 昨年末『自在...
未だ見ぬその作品に至る言葉のスケッチ
今年の冬は寒かったので、いつまでも冬の様な気がしていたら、 今日は彼岸、慌てて咲いた梅の花に、桜のつぼみが追いつきそうな陽が差している。 昨年末『自在...
珍しく雨降りに出かけることになった。 何時何処へ出かけてもカラリと晴れて傘とは無縁の私に 今日の空模様と呼応する用向きが出来たのは昨日の事である。 絵...
金木犀が香りようやく制作に最適の季節がやって来た。 さあ、気合を入れて、、のところに風邪とぎっくり腰、 加えて飲むと(酒)強烈な頭痛の三重苦に見舞われ...
一昨昨日、郷里から新米が届いた。 もう20年近くもの間、毎年採れたての天草の味を送ってくれるのは叔父である。 例年お米が届いた翌日にはお礼の手紙を添え...
現実世界以上のリアリティーと視覚情報に満ちた私の見る夢は その中で見えるものから離れたり近づいたりしても情報が減らない様に作られている。 別の言い方を...
今年ももうすぐ七夕だ。 40年前に幼稚園で作った七夕飾りは和紙の色合いが涼し気だった。 27年前下宿の軒先に飾った七夕は友達や大家さんの短冊で賑わった...
植えているも放っておくと生えているになる。 日ごろの生活に支障を来たさない程度の作為しか施さない我が家の庭は ある意味自然に近い。 当初50種類ほどあ...