【第30話】正義の味方
言葉のスケッチ
金木犀が香りようやく制作に最適の季節がやって来た。
さあ、気合を入れて、、のところに風邪とぎっくり腰、
加えて飲むと(酒)強烈な頭痛の三重苦に見舞われている。
洟が垂れては集中しにくい、洟をかむとクシャミが起きぎっくり腰には得も云えぬ。
いつもなら風邪のひき初めには玉子酒と決めているが
それをやろうものなら頭が割れそうに痛む。全く古今来最強組み合わせの御降臨である。
私は、苦痛の発生=悪 と定義している。
悲しみ、苦しみ、痛み、は全て悪の本体であり生き物の中にしか発生しない。
これらを大規模に発生させる天災も人間が作ってしまうものであり
悪の総大将格である。
一旦起きてしまえば天災は天災だが、天災を起こさない分岐点が都市計画の初めの所に必ず在る。
大地が揺れ大波が起こり大風が吹いて大雨を降らせる自然の活動にもとより悪意は無い。
経済、利便でごまかしてまあいいか、しょうがないで丸めると
いつの間にか天災が出来上がってしまう。
制作の邪魔をする忌々しい3重苦に腹を立てたら専門外のところまで腹が立ってきた。
私の制作のテーマは究極の癒しである旨は別に書いたが、
同時に絵で悪を徹底的にやっつけてやりたくなった。
本気です。