制作の極意4.『比較して観る』
比較して観る
制作での観るには色々な種類のものがありますが
モチーフ、自分の画面、それぞれの観るに共通して大切な事があります。
それは比較して観ると言うことです。
絵を描く時の観るは『明確に』そして『比較して観る』です。
AとBを比較した関係を捉える事ができればAとBを同時に完成に向かわせる事が出来ます。
分かり易い例として、AとBが隣り合っている場合には
両方を同時に捉える事が出来る場所があります。
それはAとBの境目であるキワです。
キワの様子を描く事はA側とB側両方の関係を描く事につながります。
キワが出来ればその表情をA側へとB側へそれぞれ延長してあげることで
自然にAとB両方が描きあがって行きます。
離れた場所同士であっても同様にAに対してCはこの感じという様に
構図、位置、色、立体感、細部情報、等々全て比較して観る癖をつける事が大切です。
制作の極意 『必ず2か所を比較して観る様にする』