個性、絵の強さ、絵の内容、絵が伝わる速さ、の関係
先ず「絵になった」と「絵になっていない」の違いから説明します。
「絵になった」=画面が、制作者の感性で統一された見応えのある状態になったことを言います。
「絵になっていない」=画面が、色、塗り方、描き方、などの行為や素材として見える状態です。
絵になったところから先は上限無しの更なる良さの探求がなされます。
その中で羅針盤となってくれるのが、より強い絵を目指すことです。
より強い絵=より良い絵 の公式は普遍的なもので例外はありません。
個性の問題とも関係してきますが、昨日、一昨日の図のa を
どれだけ高くすることが出来るかが、どれだけ強力な見え方となるかです。
より強い絵=より個性的であり、より内容が濃く同時に絵が伝わる速度が速い絵と言えます。