「明確さが生まれるところ」 2016.01.14 絵に取り組み始めて30年以上が経ちました。 最近になって分かったのは、私が求めていたものは「明確さ」だったと言うことです。 明確さを求めた結果、今の画面の密度が必要でした。 私の絵の中で描かれている猫の毛は、実際の猫の毛の本数の 100分の1から50分の1くらいだと思います。 では猫の毛の本数分、つまり今の100倍の線を描けば より明確になるかといえば、答えはNOです。 理由はまたいつか。 芸術論とひとりごと 関連記事一覧 芸術論とひとりごと 感情移入(擬音化して踊る様に描く) 2016.10.01 芸術論とひとりごと 効果的な絵の具の厚さの限界点 2016.08.03 芸術論とひとりごと 「コンセプト」について 2016.01.27 芸術論とひとりごと 「純粋美術業界批判」 第三夜 評論家の罪 2016.01.21 芸術論とひとりごと 物が在ると空間が歪む 2016.02.24 芸術論とひとりごと 描き始める前の大事 2016.08.02 芸術論とひとりごと モチーフの実際の大きさと画面の大きさの関係 2016.12.08 芸術論とひとりごと モチーフの量 2017.01.20