無限について

芸術論とひとりごと

無限には大きく分けて以下の2つの種類があります。

1.極大、極小の無限
人類が捉えることが出来ない無限で、時間に関する無限もこのバリエーションです。
そのことは絵画制作を通して体現することが出来ます。

2.循環する無限
人類に捉えることが可能な無限です。
絵画制作では美を使うことで画面の中に循環する無限を捉えることが出来ます。

以下の写真はNY 近代美術館にあるモネの作品です。
直接的に極大極小の無限に取り組んでいる作品なので掲載してみました。
この絵は筆を置く大分以前から、加筆してもほとんど変化の無い状態を続けていたはずです。
モネ本人もそのことは承知の上で徹底してやりきった制作例です。
とても良い絵なのでNYへ行かれる方はご覧になってみてください。
モネ水蓮

モネ水蓮 1.

モネ水蓮 部分

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