親子スケッチの勧め
芸術論とひとりごと
どこかへ出掛けてもいいですし、家の中でも良いので
子供と一緒にスケッチしてみてはいかがでしょう?
もちろんお父さん、お母さんも一緒にスケッチしてみてください。
外で親子スケッチは一寸はずかしいという方は、
先ずは家の中で描いてみましょう。
花瓶に花を生けてそれを描いてもいいですし、
果物を並べてみたり、好きなモチーフを用意して描きましょう。
一つだけ大切にして欲しいのは、「しっかりとモチーフを観て描くという事です。」
普段の生活の中で、何かをちゃんと観る機会はなかなかないはずです。
「しっかり見て観察」 → 「描く」
という行為は、子供の観察力や集中力の育成に役立ちます。
お父さん、お母さんも、絵を描くのは、子供の時以来かもしれません。
或る時、苦手意識を持ってそれっきりだった絵を描くことが、
思わぬ集中の時間を連れて来てくれるかもしれません。
また描き終わったスケッチはみんなで見せ合い
批評しあうのも有意義な時間になるでしょう。
子供目線でみれば、お父さんの威厳やお母さんの尊敬など吹き飛ぶ傑作珍作は
普段得ることが出来ない貴重な安堵の種になるはずです。
明日は親子スケッチのちょっとしたコツを書いてみます。