芸術論とひとりごと
ヴァルールについて
ヴァルールの概念は絵画にとって非常に大切です。 彫刻における『抵抗感のある形そのもの』であり、『彫刻自体の存在の強さ』を支える最重要素に相当します。 ...
芸術論とひとりごと
美やさまざまな感じることをおもむくままに…。
芸術論とひとりごと
モチーフと画面の関係
画面の大きさとの関係 下の写真を見比べてみてください。 左の写真の卵に比べて右の写真の卵の方が大きく見えるはずですが卵自体の大きさは同じです。 卵の大...
芸術論とひとりごと
モチーフと目の関係
モチーフを測ってはいけない 何故モチーフを測ってはいけないのか？ デッサンをするとき道具を使ってモチーフのポジションや寸法を測ろうとする光景を眼に す...
芸術論とひとりごと
絵を描くとき
絵を描くときには4人の私が必要 絵を描くには4人の私が必要です。 先ず一人目はモチーフを観る私で情報収集係りです。 彼の役割はとにかくモチーフをよく観...
芸術論とひとりごと
迷信と思い込みについて
人を描くのは難しいというのは嘘 人間の脳は何なのかわからないという状態を嫌いますので、 目にしたものの中に意味を探そうとします。 つまり何かを見たとき...
芸術論とひとりごと
画面のハリ（張り）
画面のハリは絵の強さやヴァルールといった要素にもつながります。 ハリのある絵（強い絵）は、画面の中に力の抜けた（弱い、ボーっとした、曖昧な） 部分が無...
芸術論とひとりごと
トーン（濃淡）の性質の違い
制作では常により良い画面を目指し続けますのでトーンにも質的な工夫が自然に発生します。 両方の図の球体に付けられた陰のトーンの暗さはほぼ同じ暗さですが紙...